北九州で育つ野菜には、味だけでなく、その土地や人の背景が詰まっています。このコラムでは、野菜ソムリエとして、そして八百屋として日々野菜と向き合う中で感じていることを、少しずつ言葉にしていきます。

【美味しい野菜のおはなし】
Vol.09 多くの豆類がある中で人気の「えんどう豆」
春から夏へ。代表格の「えんどう豆」
こんにちは。「野菜ソムリエの八百屋KANOE」の白木です。
段々と暖かい日が増えてきましたが、春から夏にかけて出てくる野菜の中で代表格なのが「えんどう豆」です。一言で「豆」と言っても大豆、さやえんどう、スナップエンドウ、グリーンピース、そら豆、枝豆など、世界で650属、18000種類あり、その中で食用のものが70~80種類と言われています。
その中でも今回は「えんどう豆」にピックアップしていきたいと思います。
実は全部同じ?えんどう豆の「3つの姿」
豆にはたくさんの種類があり、その中の一つの「えんどう豆」。その「えんどう豆」の中を大きく3つに分けられ、芽を食べる「豆苗」、莢ごと食べる「さやえんどう」「スナップエンドウ」など、実を食べる「グリーンピース」があります。
この4つが主に食べられているえんどう豆になります。
- 豆苗
葉と茎を食べますが、ほんのり豆の味がして見た目はカイワレ大根に似ています。主に炒め物や汁物に使います。 - さやえんどう
豆(実)の部分はほとんどなく、実とさやを食べますがほぼさやの部分です。湯がくだけでも美味しいですが、煮物などの彩りに使われることも多いです。 - スナップエンドウ
実とさやを食べますが、実もしっかりしているので一番バランスが良いです。グリーンピースの品種改良で出来たもので、さやえんどうとグリーンピースの良いところを取った感じです。 - グリーンピース
実えんどうとも呼ばれ、さやは食べずに実を食べます。実はふっくらしていて食べ応えがあります。
八百屋の視点:一番人気の豆はどれ?
こうして見るとえんどう豆だけでもそれぞれ違いがあり、食べ方も味わいも様々です。
八百屋(販売側)からの視点で言うと、スナップエンドウが一番バランスの取れている豆なので人気のように思います。
ただ、どれもそれぞれの良さがあるので料理によって使い分けていただければと思います。
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このコラムを書いている人

野菜ソムリエ上級プロ・白木浩二
北九州市門司区で「野菜ソムリエの八百屋 KANOE(カノエ)」を営んでいる。市場を介さず自ら畑へ足を運び、農家さんと顔の見える関係の中で、“今、この時期にいちばん美味しい野菜”を選び届けている。生まれも育ちも北九州・門司区。この土地に根付く野菜や、背景にある人の想いを、日々の野菜とともに伝えていきたいと考えている。
野菜ソムリエの八百屋 KANOEについて
門司区の店舗販売のほか、飲食店向けの野菜配達や、カフェ・雑貨店の店先での「野菜マルシェ」などを通して、旬の野菜を身近に感じられる場づくりを行っている。「知ると、ちょっと食べてみたくなる」そんな野菜との出会いを大切にしている。


店舗情報
〒801-0853 北九州市門司区下二十町9-23
TEL:090-6635-9602
営業時間 火~木曜 10:00~14:00(ランチタイム 11:30~13:30)
定休日 日曜・月曜・土曜・祝日
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