北九州で育つ野菜には、味だけでなく、その土地や人の背景が詰まっています。このコラムでは、野菜ソムリエとして、そして八百屋として日々野菜と向き合う中で感じていることを、少しずつ言葉にしていきます。

【美味しい野菜のおはなし】
Vol.16 ネバネバ野菜の代表格「オクラ」
夏野菜の定番「オクラ」のルーツ
こんにちは。「野菜ソムリエの八百屋KANOE」の白木です。
夏野菜の定番の一つで「オクラ」があります。ネバネバした野菜といえば山芋やつるむらさき、モロヘイヤなどがありますが、私が店頭で販売している実感としましてはオクラが一般的に親しまれているように感じます。
オクラのイメージとして和食を思い浮かべますが、実はアフリカ原産の野菜です。暑い季節の野菜なので暑い地域のものというのは納得です。オクラという名前も外来語で英語名もokra(オクラ)です。
一般の家庭でよく食べられるようになったのは1970年代と言われているので比較的新しい野菜のようです。
茹でてもOK!オクラの栄養とネバネバの秘密
オクラの特徴としまして茹でても栄養価はあまり変わりません。むしろβカロテンやカリウムなどは僅かに増えます。よく茹でたら栄養がなくなると思われている方が多いですが、あまり気にせずに調理していただいて大丈夫です。
あと、最大の特徴として「ネバネバ」です。粘りの正体は食物繊維で、主に整腸作用やコレステロールの吸収を抑えたり、血糖値の上昇を抑えたりする作用があると言われています。
下処理と基本の茹で方
オクラの下処理の仕方ですが、まずガクを取り、塩を振って板ずりをして産毛を取ります。一度洗い流し沸騰したお湯に1分ほど茹でます。茹で過ぎると柔らかくなりすぎるので注意が必要です。
茹でた後に水(または氷水)で締めることによって色止めになりますし食感も良くなります。サラダや和え物など、様々な調理ができます。
品種ごとの違いと美味しい食べ方
今では一般的な五角オクラだけでなく、食感が柔らかな丸オクラ、粘り気が強い白オクラ、生食で色を活かす赤オクラなどがあります。
オクラは生でも食べられますが、硬い食感があるときがあるので一般的に火を通すことが多いのですが、赤オクラは火を通すと色が変色しますので生食がオススメです。
暑いときに冷たいものを食べ過ぎたりして胃腸が荒れることもあるかもしれませんが、オクラを食べて胃腸を整えながら夏を楽しみましょう。
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このコラムを書いている人

野菜ソムリエ上級プロ・白木浩二
・野菜ソムリエの八百屋KANOE
北九州市門司区下二十町9-23
野菜ソムリエ上級プロ 白木浩二
野菜ソムリエの八百屋 KANOEについて
門司区の店舗販売のほか、飲食店向けの野菜配達や、カフェ・雑貨店の店先での「野菜マルシェ」などを通して、旬の野菜を身近に感じられる場づくりを行っている。「知ると、ちょっと食べてみたくなる」そんな野菜との出会いを大切にしている。
店舗情報
〒801-0853 北九州市門司区下二十町9-23
TEL:090-6635-9602
営業時間 火~木曜 10:00~14:00(ランチタイム 11:30~13:30)
定休日 日曜・月曜・金曜・土曜・祝日
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